香りの藝術作品 PARFUM de bungei
清らかな空気と水に恵まれた地、北海道から。
我々 PARFUM de bungei は、果実や樹木、草花などの様々な香を一つずつ聞きながらパレットの上の絵具のように並べてゆき、真っ白なキャンバスを前に頭で思い描く世界にふさわしい色を探します。アナログチックに重なり合う音や色は、時間の変化により様々な揺らぎを見せるのと同じように、我々は変化しながらも調和する香の組み合わせを導き出しています。
時間、空間、すれ違う人。
PARFUM de bungei の香りは人々を取り巻く様々な環境とマリアージュを起こします。

PARFUM
de
bungei
の調香
PARFUM de bungei の歴史
2021年 夏
PARFUM de bungei 初のフォーミュラであるオードパルファン "Tr.11 夢の香りのする朝に。" が完成し、数量限定で販売した。
桜やベルガモットなどの華やかなトップノートから始まり、ゆるゆるとパチュリが顔を覗かせる。ハニーやムスクの香がラストには残る。
2022年 4月
冬の森をテーマにしたオードパルファン "Tr.13 エア・ブラスト" を発表。レモンやラフランス、ウィンターウッズといった涼しげな香から始まり、対比的にフェンネルやアンバーなどの重い香で太陽の位置が低く日があまり差さない土の冷たさを表現。また、アクセントとしてブラックペッパーを加え、独特の鼻への刺激で鼻先に迫る冬の冷え切った空気の冷たさを表現した。
また、リニューアルとして、オードパルファン "Tr.11 夢の香りのする朝に。2022"も発表した。甘みを控えることで、前作よりも軽やかな香となった。
2023年 4月
PARFUM de bungei 初となる リミテッドストア「音と香りの実験室」を、東京 青山にて
2日間限定で開催した。
リニューアルしたオードパルファン "Tr.13 エア・ブラスト 2023" を発表した。レモンやラフランス、ウィンターウッズ、ブラックペッパーといったもとの香りはそのままに、新たな香りは吟醸酒をトップにのせたほか、茴香を含めた計5種類のアロマをさらに加え、"Tr.13" の従来持つ爽やかさを残しつつ、より一層深く余韻の残るオードパルファンに仕上がった。
また、新作 オードパルファン "Tr.22 緑地化計画" を発表した。
一年の研究の末に完成した オードパルファン "Tr.22 緑地化計画” の香りは、メゾンオーナーが山梨の森を尋ね、そこで感じた “生と死” について想像を広げ制作された。
“生”の香りとして、瑞々しい紫蘇や柚、桜、檜などのアロマを、“死”の香りとして腐ったベリーや苦味の強いオレンジリーフなどのアロマを調香し、森に射し込むひとすじの太陽の光をイメージしてバターの香を加えることで奥行きを表現し、ジェンダーレスであたかも森を身に纏うような香水となった。
新ライン・ Tea Bag Bath Powder の発表。
PARFUM de bungei からフレグランスの新たなラインナップとして、Tea Bag Bath Powder & Bath Milk "Tr.21 ゴールデン・ドロップ" を、リミテッドストアにて発表した。
香りを楽しむ飲み物である紅茶に、PARFUM de bungei は香水との親和性を感じ、約一年間の研究を重ね、全身で紅茶を楽しむ オリジナルライン Tea Bag Bath Powder & Bath Milk が完成した。
紅茶ティーバッグの形をした Tea Bag Bath Powder "ゴールデン・ドロップ" をバスタブへ入れると、ゆっくりとパウダーが溶け出し、まさに ”紅茶につかる” ようなひとときを楽しめる入浴剤。
また、 Bath Milk "ミルク・イン・アフター" を後に加えることでミルクティーのお風呂へと変化する。
贅沢なひとりの夜をイメージし、ローズやチョコレート、ワインなどのアロマで香りづけを施した Tea Bag Bath Powder "ゴールデン・ドロップ" と、アプリコットやヴァニラなど、思わず幼少期を懐古してしまうようなアロマで作られた Bath Milk "ミルク・イン・アフター"。
気品ある香りと無邪気な香り、対照的な二つの香の組み合わせがマリアージュを引き起こしメモラブルな入浴を演出する。
2023年 8月
同メゾンオーナーの営むポップアップ喫茶 "喫茶文藝 天国のアイスクリイム" にて、オードパルファンのフォーミュラを食用オイルを用いて再構築したスパークリングウォーター"飲む香水 Tr.22 緑地化計画" を販売した。
2024年 2月
リミテッドストア phase ascension にて、新ライン・ オーデコロン ”somei” を発表。
PARFUM de bungei の香水を語る上で “桜”の香りは不可欠であると考え、日本の桜の代表的な品種である "ソメイヨシノ" をイメージしたオリジナルアロマ "somei" を開発した。
リニューアルしたオードパルファン "Tr.11 夢の香りのする朝に。2024" を発売。"Tr.11 2023" に含まれていた桜オイルを PARFUM de bungei オリジナルオイル "somei" に置き換えることでより深みのある香へと進化した。
また、リニューアルしたオードパルファン "Tr.22 緑地化計画 2024" も発売。こちらも従来の桜オイルの代わりに、オリジナルオイル "somei" を使用した他、長野県産 木曽ヒノキオイルや、青森県産 ヒバオイルを配合。さらにウイスキー "富士山麓" を直接香水に加えることで樽香を付与するなどし、よりレイヤーを重ね合わせ木々の重厚感と森の神秘性を感じる香が完成した。